私の人生を変えた1冊【ナリワイをつくる/伊藤洋志】
おはようございます。(今4時)
雨風が窓をびゅうびゅうガタガタする音で目が覚めてしまってから寝られなくなってしまいました、、
トリヲです。
家が揺れてるよ〜〜怖いよ〜〜!!
鉄骨造でもこんなに怖いのに、古い家に住みたいとか言ってたらもっとやばいよね
どうなることやら
最近読書にハマってます。
というのも、近頃はめっきり本から遠のいていたのですが、この本と出会ってから生き方変わったくらいの衝撃を受けまして、それっぽい関連でいろんな本買ってます。
いや〜〜響く本って響きますね!!!
万人受けはしないと思いますが、共鳴してもらえる人がいたら超嬉しいし、この本を知るキッカケになってくれたらいいなと思って書評書きますね。
↓ この本が響く人はたぶんこんな人
- 会社で身を粉にして働くのが辛い人
- 地方で暮らしたいと思っているが地方には仕事がないと思っている人
- フリーランスという働き方は特別な技術や才能がない自分には無関係な話だと思っている人
- 好きなことがあったもしくはあるが、それで食っていけないと諦めている人
そして
- 最近よくある自己啓発本を読むとガツガツしすぎて疲れるor落ち込む人(非バトルタイプの人)
これ全部わたしのことなんですが。
特に最後の項目が当てはまる人には絶対おすすめです。これはよくあるビジネス系の自己啓発本とは一線を画すと言っても過言じゃないです。
仕事ってそういうことでいいのか!
この本は簡単に言えば、年収30万くらいの小さな稼ぎの仕事(ナリワイ)を複数つくって生活するスタイルをおすすめする本です。
ただ注意点として、その一つ一つの仕事は自分の生活自給力を高めるものを基本とします。例えば、家をセルフリノベーションする技術とか。その仕事をマスターすることで、万が一お金は稼げなかったとしても、自分の人生において支出は抑えられるという仕事が前提になります。セルフリノベできれば、その分業者さんに払うお金は少なくて済みますし、その技術をワークショップ形式にして人に教えれば仕事にもなります。
この本でいう仕事とはそういった小さなものです。株とか投資とかFXとかレバレッジとか、よくわからないような難しい話は出てきません。すごく原始的というか、でも現代人が忘れかけていた視点で書かれています。
そういうナリワイを10個つくったら年収としては360万なのですが、自分のスキルが上がっている分、人生で必要と言われる大きな支出が減ります。家を35年ローンで買わなくてよくなるので、実質年収以上の価値があるということになります。
非バトルタイプための働き方
書店に行くと「〇〇歳で〇億円貯める方法」とか「1ヶ月で〇〇円稼ぐ人のやっている10の習慣」とかいうマネー本やビジネス本がたくさん並んでいて、非バトルタイプの私はなんだか息苦しくなってしまいます。
私は生まれも育ちも都会の人間ですが、流れの速い都会が苦手です。今でもなるべく人の多いところには行きたくありません。ゆえに学生時代から地方に住みたいと思っていましたが、そこで立ちはだかる「地方には仕事がない問題」!
まあたしかにそうなんでしょうが、それって仕事と雇用を一緒くたにしてない?人口減少が著しい地方では、絶対に困ってることやどうにかしてほしいことがたくさんあるはずなんです。そういう小さなコトを見つけていくのだって、立派な"仕事"になります。そういう話です。
小1から高3までどっぷりゆとり世代に浸かっている私たちは就職といえば会社に入ることであり、フリーランスなんてのはホリエモンとか落合陽一とかの本読みまくって「まだ仮想通貨やってないの?」とかいってるようなバトルタイプの人達だけの話だと思ってました。でも、非バトルタイプには非バトルタイプなりの働き方があるんだなと。
楽しみながら自給自足をして、ガツガツ稼ぐことに血眼にならないで暮らす生き方があるというのはかなり目からうろこでした。気が付かないうちに自分の視野がものすごく狭くなっていたんですね。
でもまあ読んでて思いましたけど、たぶん著者である伊藤さん自身がものづくりが好きなんでしょうね、DIYとかものづくりが好きじゃない人にはピンときにくい感じはあります。わたしはものづくり大好きなので「この生き方いい!!!」と、かなり共鳴できましたが。
学生時代や就活中に読んでおきたかった
熱く語ってしまいましたがこんなかんじです。
うまく伝わったかわかりませんが、本当にこの本に出会えてよかったなと思います。
私はこの春に転職したばかりなのですが、学生のうちもしくは転職活動中に読んでおけばよかったなと思います。企業に入ることばかり考えてしまっている時期だと思うので、こういう生き方もあるという選択肢を持っておくだけでも人生が広がります。早速自身も大学生の妹におすすめしました(笑)
ほかのビジネス本とはベクトルの違う一冊です。
↓ ぴよちゃんクリックもぜひに